ドラッグストアの割り引きデーに注意する
ドラッグストアで買い物をすると、割り引きの日が印刷されたクーポンをよくもらいますよね。あれって本当にお得なのか考えたことがありますか?ないですよね。自分が欲しいときと、店が売りたいときが重なればOKです。割り引きの日は「この日は沢山売りたい」という日です。ということはお金を落とす仕掛けが組まれている訳です。スーパーの特売日と同じです。確かに割り引きで売ると赤字になる商品もあるでしょうが、他の商品と一緒に買ってもらうと利益になります。割り引きの商品だけを買うのならOKですが、それでも自分の買いたいタイミングでなければ、店の戦略にハマっているだけです。自分自身の人件費を考えてみると、自分の都合をつけてドラッグストアに出向く訳ですよね。1時間1000円の人件費が発生すると考えると、自分自身の時間を消費していることになります。1円でも安いガソリンを求めて隣町に行くようなものです。
ドラッグストアのレジでクレジットカードを使っている人が多いですが、これもポイントが付くからお得だと考えているんだと思います。生活必需品のトイレットペーパーやシャンプーなどでポイントが付くのはお得ですよね。しかし、これもそのドラッグストアで何度も買い物することで、その店のLTVを高めているだけです。LTVとはライフタイムバリューといい、顧客が生涯でその企業や店に使うお金の総額のことです。店としては新規客をリピート客にしたい訳です。リピートが悪いということではありませんが、企業戦略にまんまとハマって「得した」と思ってい…